堺駅にある洋食屋『洋食バル De Aile』のオーナーにお話しを聞きましたインタビューさせていただきました。
住所:〒590-0950 大阪府堺市堺区甲斐町西1丁2−33 宿院スカイハイツ 1F
駐車場:駐車場なし
電話番号:072-355-6275
営業時間:ランチ:11時30分~14時00分 /ディナー: , 17時30分~21時00分
定休日:なし
HP・SNS:公式HPなし・Instagram

『洋食バル De Aile』をオープンされたきっかけ

インタビュアー:本日はよろしくお願いいたします。
オーナー:こちらこそ、よろしくお願いいたします。
インタビュアー:早速ですが、これまでの経歴について教えてください。
オーナー:18歳の時に、辻調理師専門学校に通いフランス、イタリア料理課程のコースで調理を学びました。
2年目でフランス校に進学し、一つ星レストランで研修しました。まあなかなか壮絶な半年間過ごさせてもらいました。帰国後、東京のフレンチで二年働いた後、大阪に帰ってきて、実家の洋食屋六で十数年ですかね。働いた後、独立することになって、この店を開業しました。
インタビュアー:そうなんですね!実家を継ぐ選択肢もあった中で、自分のお店を開業されたのはやはり自分のお店を持ちたいというところなのでしょうか。
オーナー:まあ、いろんな要因があったりしますよね。まあもちろんフランス行ってた友達とか、今やったらSNSで何をやってるかっていうのが情報で入ってくるので、もうみんな結構頑張ってて、刺激を受けてた部分もありますし、親と子で働いてたら、いろいろぶつかることもあったりと。いろいろな要因があって独立することになりました。
インタビュアー:そんな背景があったんですね。
『洋食バル De Aile』の店名に込められた想い

インタビュアー:お店のコンセプトやこだわりをお伺いしてもよろしいでしょうか。
オーナー:フランス語でエールって、羽って意味なんですがずっと閉ざされた閉鎖的な空間の中で働いてたっていうのもあったりとかしてて、それをちょっと羽広げたいなって意味合いと
娘の名前で羽に希望で羽希って名前をつけたんでその羽から文字ってつけたっていうのが、まあ2つ目の理由です。
インタビュアー:素敵ですね!
オーナー:まあほんまやったらエールってaileだけやったんですけど、前にdeをつけてるんですよ。なんでかっていうと。僕ずっとラルクアンシエルっていうバンドがずっと好きで。そのラルクファンの総称ドエルっていうんですよ。だから読み方でいったらドエルって読めるかなみたいな感じで、初めの文字にdeってつけてドエイルですね。。
インタビュアー:まさかでした(笑) ラルクアンシエルのファンの皆様は絶対に来るべきですね!
まるでアートのような盛り付け




インタビュアー:こだわりをお伺いしてもよろしいでしょうか。
オーナー:料理の盛り付けやソースに「決まった形」を設けていないことです。
盛り付けはキャンパスに絵を描くイメージで、その時手に入る食材やお客様の注文に応じて臨機応変に対応するスタイルを大切にしています。たとえば、「ラディッシュを使う」と決めてしまうと、手に入らなかったときに対応できなくなるのが嫌で、常にいくつかの食材の中から柔軟に選ぶようにしています。
他にも同じソースを異なる肉料理に使うことへの違和感から、素材に合わせたソース作りにもこだわりがあります。例えば鴨にはオレンジソース、牛肉には別のソースを使うなど、それぞれの相性を考えて工夫を凝らしています。
インタビュアー:奥深いですね。一 つ一つの料理に本当に料理を楽しめというか。
オーナー:満席になった時に僕は困るんであれなんですけど、型にはまらないことに迷いはないですね。「お客様が喜ぶことが一番大事」の考えを優先して、自分らしいスタイルを貫いています。
周囲に支えられて乗り越えた困難

インタビュアー:オープンされて最も苦労されたことはございますか?
店長:初めの集客に対してすごく苦労しました。堺という街を知らずに始めたので当初は思うようにお客様が来店してくれなくて大変でした。店を閉めようかなって。店閉まるんちゃうか、潰れてしまうんちゃうかってぐらい、グって落ちゃってどうしようかと思ってました。
インタビュアー:えっ知らなかったです。凄く美味しくて今は大人気店なのにそんな苦労があったんですね。
どうやってその苦難を乗り換えたんですか?
オーナー:まあ性格と周囲の支えですかね。苦労を楽しんでやろうって思う性格なんで(笑)。なんか落ち込んでもしゃあないし、じゃあこれを最大限味わってやろうって、あとで絶対自分の中の成長に繋がると信じていました。暇やからこそできること、暇やから今日暇やったなって思わなくて、あ、暇やからこんなことしてよかったなって自分の中で思えたりとか。忙しかったら忙しさで普通に嬉しいんですけど、暇でこそできることっていうのは考えながら、そしたらおのずと回復していきました。
インタビュアー:素敵な考え方ですね!暇やからできること、逆境をポジティブに捉えて行動し続けるのは凄いです。
オーナー:もちろん凹むこともあったりしたんでメンタル的にしんどいなあとか。でもその時にやっぱりね、この店開いて新しい仲間であったりと か、それこそスタッフの人やったりとか、今異業種交流会行ってて、 この異業種交流会で仲良くなった人とか、大人になってから友達こんなできるんかなって思うぐらいめちゃくちゃできたんで。その人らが励ましてくれたりとかしてくれて、ああすごいありがたいな感じれたんです。それがすごく嬉しかったし、これは苦労と思わんとこって。今、人生のどん底やからそれをしっかり自分の中で見て経験して、絶対這い上がるっていう気持ちでやってましたね。
インタビュアー:素敵なスタッフや周囲の人に支えられ、今があるということですね!
お客様に対するメッセージ

インタビュアー:最後にお客様に対するメッセージについてお伺いできたらなと思います。
オーナー:ニコニコして帰ってくれるのが一番です。
お客様は気軽に足を運んでほしいです。子供さん連れウェルカムなんで。初めお店をやった時に僕が子供と一緒に行きたい店っていうのを自分の中で作りたいなって思ったんで、アットホームな店内にもしております。
お子様用食器や椅子などもあるのでゆっくりお店の空間を楽しんでもらえたらなと思っています。
インタビュアー:本日はお忙しい中、お時間を頂きましてありがとうございました。