素材にこだわった心まで満たすクレープ屋『Sweets Kitchen PomPom』のオーナーにインタビューさせていただきました。
住所:〒590-0954 大阪府堺市堺区大町東3丁2−28 永木ビル 1F
駐車場:なし
電話番号:070-8428-8316
営業時間:15時00分~22時00分
定休日:月曜日(祝日の場合は営業)
HP・SNS:公式HPなし・Instagram

お店を始めたきっかけと影響を受けたお店

インタビュアー:本日はよろしくお願いします。
オーナー:こちらこそ、よろしくお願いいたします。
インタビュアー:早速ですが、お店を始められたきっかけをお伺いしてもよろしいでしょうか。
オーナー:もともと焼き菓子などのお菓子作りが好きで、いつか自分のお店を開きたいと考えていました。甘いものも好きで、クレープの食べ歩きもよくしていたんです。そんな中とても美味しいクレープのお店に出会い、自分もこんなお店をやってみたい!と思うようになりました。
インタビュアー:そうなんですね! ちなみになんというお店ですか?
オーナー:藤井寺にある『Defi』というお店です。
『おいしいクレープのお店 Defi・Instagram』
お店の歩みと移転の経緯

インタビュアー:なるほど。いつぐらいからクレープ屋さんをやりたいと思い始めたんですか?
オーナー:思い始めたのは2017年位からです。
インタビュアー:クレープ屋さんを始めて何年になりますか?
オーナー:2019年から始めたので6年になります。移転する前は大和口商店街でやっていたのですが、大通り添いでもなく人通りが少なかったので、リピーターさんがほとんどで少し限界を感じていました。
インタビュアー:この場所を選んだ経緯をお伺いしてもよろしいですか?
オーナー:ちょうどここを通った時に居抜き状態で大通り沿いで立地的にも良かったので「ここで出店したいです。」と直談判して最終的には仲介業者さんを通してにはなりましたけど、借りることができました。
オープン当初の苦労は「人材育成とコミュニケーション」


インタビュアー:すごい行動力ですね!オープンしてから苦労したことはありましたか?
オーナー:やっぱり最初は人材育成やスタッフとのコミュニケーションが難しかったですね。例えば私が新しい商品を作りたいと思っても、スタッフに細かい部分までうまく伝わらず、意思疎通にズレが出てしまったりして…。
インタビュアー:なるほど。それはどうやって改善していったんですか?
オーナー:とにかくコミュニケーションをしっかり取ることを意識しましたね。それに、スタッフが一生懸命アイデアを出してくれるようになって、「あ、ちょっと待って、それめっちゃいいやん!」って思うことも増えて。自分の考え方も凝り固まってることがあるので、そういう意見をもらえると新しい発見になったりします。
インタビュアー:確かに、自分の考えって意外と偏ってしまいますもんね。じゃあ、新作メニューもスタッフさんと一緒に考えてるんですか?
オーナー:そうなんです!スタッフもいろいろアイデアくれるんですよ。例えば、「桜の新商品作ろうか」って相談したら、「桜といえば〇〇も合いそうですよね」みたいな感じで。参考になる提案も多いので、助かってます。
インタビュアー:新作を作る時って、今まで使ったことない食材とかも試すと思うんですが、その食材選びの基準ってどうしてるんですか?
オーナー:基本はいつもお願いしてる八百屋さんがあるんですけど、気になるものはとりあえず一式買い漁って、まずは自分で食べてみるんです。それで、合う・合わないを実際に試してみて、そこから絞り込んでいく感じですね。
インタビュアー:それ、すごく手間かかりますね!商品化までの期間ってどれくらいかかるんですか?
オーナー:早いものもありますけど、長いと数年かかることもあります。
インタビュアー:数年ってめっちゃ長いですね!タイミングによっては、商品化を断念することもありますか?
オーナー:ありますよ!もう3~4年越しでまだ出せてない商品もありますし。
インタビュアー:その新作のアイデアって、どんな時に思いつくんですか?
オーナー:営業時間外が多いですね。仕込みしてる時とか、布団に入ってる時とか、ふとした瞬間に「あ、これいいかも!」って思いつくことが多いです。
インタビュアー:そういうひらめき、大事ですよね!ちなみに、一番人気の商品はなんですか?
オーナー:季節限定メニューも人気ですけど、やっぱり1年通して安定して売れてるのは、カスタードと生クリームを一緒に味わえる『クリームブリュレ』ですね。

インタビュアー:おいしそう!ありがとうございます。ちなみに、お店で一番忙しくなる時間帯っていつですか?
オーナー:だいたい15時、16時、17時の夕方の時間帯ですね。閉店前がピークになることが多いです。
Instagram運営とお客様へのアプローチ方法
インタビュアー:Instagram運用において意識している点とかありますか?
オーナー:すごく悩みながらやってます。他の飲食店さんの投稿を見て、いいなと思ったものを参考にしながら運用していますね。
インタビュアー:なるほど。いろいろ試行錯誤されているんですね。ちなみに、SNSの発信も含めて、認知を広げるためにグルメインフルエンサーさんに依頼することもあるかと思うんですが、そういったときはどんなポイントを重視されていますか?
オーナー:写真や雰囲気、自分のお店にマッチしているかを自分で確認して、厳選したグルメインフルエンサーをお金をかけてでも依頼をかけてますかね。
インタビュアー:なるほど!やっぱりお店の世界観に合うかどうかって大事ですよね。しっかり選んで依頼されてるんですね。ちなみに、オープン時にはどんな施策を行われたんですか?
オーナー:SNSもそうですが、ポスティングやだいぶ前から◯月◯日オープンの貼り出しをしていました。こだわって作った商品なので、食べてもらえたらリピーターさんが増えるんじゃないか?とは思ってました。当初は提供時間もかかっていたので、半額セールをしたりと工夫していました。
インタビュアー:なるほど。とりあえず食べてもらうきっかけを作った訳ですね。ちなみにポスティングは何件位入れたんですか?
オーナー:おそらくですけど1000件位は入れましたね、、、自転車使って堺東とか色んなエリアにポスティングしました。
インタビュアー:すごいですね!今まで具体的な数字を聞いたことがないので、びっくりしました!
今もっと多くの人に届けたい。今後の展望とお客様への想い

インタビュアー:将来的にこのお店をどうしたいとかありますか?
オーナー:色んな地域でお店をだして、色んなお客様に食べていただきたいですね。
インタビュアー:最後にどんな方に来ていただきたいですか?
オーナー:色んな方に食べていただきたいんですが、少し年齢層が高いイメージなので若い世代の方にも来ていただきたいですね。
インタビュアー:本日はありがとうございました。
オーナー:ありがとうございました。