住宅地の中にありながら、長年足を運ぶ常連客が後を絶たない理由は「楽しい時間を過ごして帰ってほしい」という変わらない想いにありました。
今回は、そんな数々の困難を乗り越えて22年目になる「千一夜」店主にお話を伺いました。
住所:大阪府富田林市金剛伏山台12−15
駐車場:あり
電話番号:0721-40-5544
営業時間:11:00-15:00 /17:00-22:00
定休日:第2・3水曜日/木曜日
SNS:Instagram・HP

店名「千一夜」に込めた想い

インタビュアー:本日はよろしくお願いします。早速ですが「千一夜」という店名の由来を教えてください!
店長:意味は2つあります。1つは阪神ファンで、オープン前年に優勝した時の監督が星野さんだったこと。
もう1つは「千一夜物語」です。最終的に、妃が楽しく語らって終わる話なんですが、お客さんにも「楽しい時間を過ごして帰ってもらえたらいいな」という想いを込めています。
オープン直後は“最悪のタイミング”と転機

インタビュアー:オープン当初から現在までで大変だったことはありますか?
店長:オープンした時が、ちょうど狂牛病の真っ只中でした。本当に一番底の時期で、「こんな時に、こんな何もないところでようやるな」と言われましたね。
インタビュアー:かなり厳しい状況ですね。
店長:そこからコロナ禍と、立て続けに大きな出来事がありました。正直なところ、「もうここからは上がるしかないな」と思いながらやってきましたね。
インタビュアー:狂牛病からコロナとだいぶ大変だったことが伝わります・・・
店長:コロナ禍に長く取引していた生ハム業者さんが廃業してしまって、改めて生ハムを探すところからのスタートでした。展示会に足を運んだり、ネットで調べたりしながら試行錯誤を重ねて、一時は淡路島のいのぶたを使った生ハムも扱っていたんですが、豚の病気の影響で続けられなくなってしまいました。
それでも、日本人の味覚に合う、塩分を抑えた生ハムだけは諦めたくなくて、探し続けた末に出会ったのが、とうもろこしを飼料に育てられた淡路島産の「えびすもち豚」なんです。
コロナ禍で始めた「お弁当販売」
インタビュアー:Instagramを拝見すると、お弁当もされているそうですね!
店長:コロナ禍で厳しい状況の時に始めました。以前は医療従事者向けにも配達していました!
泉南や奈良まで行くこともありましたし、3個だけという日もありましたが、それでもすごく助かりました!
現在でも販売しているので、ぜひみなさんにも食べていただきたいですね。
他店との差別化にむけて


インタビュアー:数々の困難を乗り越えた中で今、他店と差別化できていると感じる部分はどこですか?
店長:コロナ前は昼夜ともにほぼ同じ内容でしたが、周辺に競合店が増えてきたこともあり、改めて差別化を意識するようになりました。契約農家さんから仕入れる安全で美味しい食材や地場産の前菜をまずしっかり楽しんでいただき、そのあとにお肉を味わってもらう構成にしています。前菜だけでも満足感がある点は、当店ならではの特徴です。
インタビュアー:前菜からしっかりこだわりを持たれているんですね!
店長:ディナーでは、生ハムを軸に差別化を図っており、淡路島のえびすもち豚の生ハムに加え、おかわり用には大分の生ハムもご用意しています。生ハムを主役に据えるスタイルは珍しく、当店の大きな強みになっています。耐熱フィルムに包んだスープは、開けた瞬間に香りが広がり、「すごっ」と驚いてもらえるような演出で、堺発祥の赤い柚子胡椒「ゆずからりん」を添えています。
こだわりやよく選ばれているメニュー


インタビュアー:美味しそうですね!こだわりやよく選ばられているメニューをお伺いできますか?
店長:お米にもこだわっていて、「玄米屋の玄さん」の白米に美原区産の黒米をブレンドしています。ドリンクでは、生の果実をそのまま飲んでいるような味わいの「本気ジュース」が、お客様からも好評ですね。ランチはアメリカ産最上級プライムビーフのランチステーキや国産ヘレステーキ、鉄板ハンバーグステーキを選ばれる方が多いです。ディナーは、国産ヘレとA5ランクサーロインを組み合わせた130gのハーフ&ハーフコースがオススメです!
お客様に感謝を込めて
インタビュアー:最後にお客様にメッセージがあればお願いします。
店長:お客様のおかげで22年目に突入することができました。本当にありがとうございます。感謝を込めて今年は、3月23日(月)〜25日(水)の3日間、店内の料理を20%オフでご提供いたします。
お店はお客様があってこそなので、少しでも還元できたらと思っています。なので、ぜひ足を運んでください!
インタビュアー:ありがとうございました!
店長:こちらこそ、ありがとうございました。

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